lundi 17 décembre 2007

PARIS +75

final class: international luxury distribution

午前中はinernational luxury distributionの最後の授業。
この授業は期末試験はありません。
成績評価は、個人による課題、グループによるプレゼンが中心。

前半は講義形式の授業。
そして、後半はdestination brand "Dubai"についてグループによるプレゼンが行われた。

この授業が扱ったluxury brandsというトピックはおそらく欧州のビジネススクールならではものであり、教授の視点から学ぶことも多かった。

例えば、Burberryというブランド。
ご存知、イギリスを代表とするファッションブランドであり、あのバーバリー・チェックはあまりにも有名である。
欧州人やアメリカ人にとっては、いまだに「made in UK」、「traditional luxury brand」というイメージが強いらしい。
しかし、日本におけるバーバリーはライセンス契約のもと、日本企業によって製造されている。しかも、ブルー・レーベルやブラック・レーベルなどのサブ・ブランドをつくり、かなり若い世代に訴求力をもつブランドになりつつある。
つまり国や地域によって、特定のブランド(この場合はバーバリー)が消費者に与えるイメージに大きなギャップが生じつつある。
これは、良い・悪いの問題ではないが、ライセンス契約などによるブランドの拡大戦略は成長のスピードを速くするすることができる反面、その価値を損なう可能性もある、ということである。

このように、物事を1つの視点から捉えようとするのではなく、多面的に捉えようとする教授の姿勢はこの授業における最大の収穫であると同時に、授業をおもしろくする要素になっていたとと思う。

後は満足のゆくグレードがもらえれば問題なしです。


final class: plan, project, process

この授業も今日が最終回です。

授業の前半はゲスト・スピーカーによるプレゼンテーション。
今日はGEにSix Sigmaについてのプレゼンでした。

授業の後半は、トヨタの生産方式についてのケース・ディスカッション。
ディスカッションでは、日本代表としていろいろと発言しました。

この授業で扱ったケース、テキストは比較的古いものが中心だったが興味深いものも多かった。
生徒はケースとテキストのそれぞれについてプレゼンを1回ずつ。
学生の数は全部で16人。
こじんまりとした雰囲気は大学時代のゼミを雰囲気に近い。
講義は非常に和やかに終わった。

さて、気になるのは成績評価。
フランスでは20点満点で評価されるが、10点以上でパスとなる。
しかし、Paul Merage School of Business(UCI)の独自ルールで、14点以上取らないとESSECで取った単位をトランスファーされないとのこと。
ESSECの学生に聞くところによると、成績評価の基準は教授によってかなり違いがあるらしい。
平均点を17点に設定する教授もいれば、12点に設定する教授もいる。
これは穏やかではない・・・。

この授業の成績評価は、2回のプレゼンと3回行われるクイズ(小テスト)の点数。
加えて、出席、授業中の発言(の質と回数)。
これは本当に穏やかではない・・・。

そして、先ほど何気なく、学生用のイントラネットにアクセスしてみると、成績が発表されている。
しかも、その授業をとった学生全員の成績の内訳まで。
これはフランスでは普通なんでしょうか・・・。
幸いにも、僕の評価は比較的上位の方で、14点は上回っていました。
ホッとした反面、残りの3科目の成績がクラス全員に公開されるのかと思うとちょっと憂鬱・・・。

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